これからの個人と会社の考え方
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会社に依存せずに自分の力で生きなければならないとプレッシャーを感じるときに知るべきこと パート2

前回は、会社に依存せず個人の力で生きていかなければならないとプレッシャーを感じるときの気付くべき事実と、煽るような情報を疑い、目の前の今日を生きることの大切さについてまとめました。

前回の記事はこちら

会社に依存せずに自分の力で生きなければならないとプレッシャーを感じるときに知るべきこと パート1

ひと昔前の時代と比べると、職種も様変わりし、働き方や生活スタイルも多様化してきているのは確かです。
かといって、メディアから得られる印象ほど大きくかけ離れた変化があるわけではなさそうということは分かったかと思います。

これからの時代

実態以上に心が揺れる

前の記事でも触れたとおり、煽るられるような情報は、気にすればするほど目に入りやすくなります。
そして、テレビやYouTubeなどのメディアは、非日常的なものが届けられやすくなっていおり、少数なものも多数なように感じられてきます。
さも「多くの人はやっているのに、行動を起こしていないのはあなただけ」と感じるようなメッセージがたくさんあります。

これらは見る側が、誇大に受け取りやすく、自らやめなければいつまでも得られるものです。事実を超えて心を動かされる機会が多くなるということです。
これはもちろんよい影響を与えている部分もあります。

よい影響

人によって煽りはよい方向にも動きます。
すでに自信を持っていたり、上昇志向の高い人、モチベーションをすぐに高められたりメンタルの強い人は、本当に実力以上の力が発揮できたりします。

SNSが発達した今では、目的を持って行動を起こした人は、すぐに繋がりを得ることができ、結果を得られやすいのは確かでしょう。

個人の力をつけようという意識も強くなりますし、より責任も強く感じるでしょうから、自立を促すことにもなります。個人で働くということは、働くことの意味、報酬に対する考え方などの意識も高まります。実際に会社員とフリーランスでは、報酬を得る喜び具合が違うといいます。

ひとり起業で、会社の代表という肩書きに意欲が増し、更なる活躍ができる人もいます。
自分を高められる人は、ノリにノリ続けられる要素にもなり得ます。

格差ではなく特徴・特性

よい影響を受ける人がいる一方で、波になれない人や、波に乗りかけて途中で挫折する人もいます。
波に乗っている人を見ておじけずく人もいます。
一時的にバズって思いがけず伸びた人が、一瞬の勘違いだったり、実力が伴わず、その伸びについていけずに崩れるような人もいます。

また、有名人かのように過剰に発言に気を遣ったり、人の目やSNSのコメントを気にしたり、見えない不安や恐れを感じプレッシャーに押しつぶされてしまう人もいます。
自分の発言や行動に責任を持つことはよいことですが、有名人の記者会見で発言しているシーンや、ワイドショーやSNSで叩かれているシーンと自分とを重ね合わせたりして、急激なプレッシャーを感じてしまう人もいます。
今の時代の環境が合う人と、なかなか合わせられない人がいることも理解が必要です。

このようにうまく波に乗れない人にとっては、波に乗れている人と格差があると感じるかもしれません。
生まれつきもった能力と感じたり、メンタルの弱さに凹んだり、焦りを感じることもあるかもしれません。

しかし個で活躍している人は、すべてが能力というより、持っている能力を活かすのに適した場所・環境を見つけたという見方が良いかもしれません。
個で活躍できるということには限界があります。仲間うちで助け合いながら仕事を進めることもできるかもしれませんが、いきなり鉄道を作ったり、自動車を作って売ったりということはできません。

また最初から個人で働いた人は、組織がどのようなものか知りません。
どのような教育や採用が行われているかは分かりませんし、やろうとすると自己流になります。
しかし、大企業であれば、人材開発部や課として、会社の中でその道のプロとなる担当者がいます。
組織の中で、先輩のノウハウを受け継ぎながら効率よくスキルと給料を手に入れることができるわけです。

したがって、能力の格差というよりも、その人の居心地の良い場所を求めた結果であり、特徴や特性として考える方が相応しいのかもしれません。

原点回帰

自分がその位置に席を置くかはさておき、個人の活躍に意識がいくのは良い機会かもしれません。

近年ではなんとなく就職して会社に所属して働いて、何も考えなくても充実した生活を送れるようになっています。
故に、何のために働くのか、自分の使命は何なのかを意識しなくても生きていけます。なぜ会社という組織が必要だったのか、なぜ人は集団で行動するのかということも考えなくて良いのです。

しかし元を辿れば、お金のない時代の物々交換から役割分担があり、集団で協力することは自然だったことが分かります。
海で魚を獲る人と、山で木の実を獲る人と個人作業でも役割分担があります。
獣に襲われないように縄張りを作ったり、狩りをしたり、一人ではできないことは協力して行います。

プログラミングが得意だが、営業が苦手という人は、営業が得意な人と協力したくなります。
人を感動させる作品を作れる人は、その作品を広めてくれる人と協力したくなります。

会社はそのような得意・不得意を活かしたり補いなえる効率の良い組織です。
この組織で個が最大限に活かせるのであれば、適した場所だと言えるでしょう。

仮に個人でできるスモールビジネスばかりの社会になったとしても、結局は組織ができていくことでしょう。
そして組織のありがたみや、組織の中で個性を最大限に活かすにはどうしたらよいのかということをより意識することができます。

この個にフォーカスされる時期と組織にフォーカスされる時期は定期的なサイクルで現れることでしょう。
したがってこの機会は原点回帰のチャンスとも言えます。

あらためてどう生きるか

前回の記事でも触れたとおり、メディアや周りの動きに対して、過剰に焦りを感じたり不安を感じるのは健康的ではありません。
目の前のことを着実にこなすことで道が開けることもあります。
自分の特性を知り、自分の力が最大限に活かせる本当に居心地の良い場所を考えることが、目の前のすぐにできることかもしれません。

先を気にするのであれば、組織の中を生きてきた上の世代の話を聞くことも、前進するための一歩かもしれません。特に今の時代も生きて、冷静に変化を感じられているような親や更にその上の世代の意見は貴重です。
自分の時代には疑いもしなかったが、今だから感じるギャップや問題があるかもしれません。
このような話を聞いておくことは、次のサイクルのための資産になり得ます。

時代の流れを感じつつ(プレッシャーになる人は横目に見ながら)、柔軟な気持ちでまた時代が変わることを見越して、自分の特徴を活かすことに集中することをおすすめします。

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